猫と活字中毒者の私生活切売り日記

広義の推理小説好きなmadaraが飼い猫きなみ社長、雲丹専務、笹身部長との日常を綴ります。

「ハリー・クバート事件」上下巻読了&猫 

2015/03/06
Fri. 19:07

ささっちゃん部長
ジャム作り(マーマレード)に突入したので・・・・・











ささっちゃん部長
今日は猫が喋りません(爆。










ささっちゃん部長
という事で是にて御免。


以下、翻訳本の感想なので~お好きな方だけ、進入どうぞ。
@其の壱

ひさびさにド・ツボな作品を読んだので、どんな内容か忘れないためにメモ(ゑ)

ハリー・クバート事件 上ハリー・クバート事件 上
(2014/07/30)
ジョエル・ディケール

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あらすじ&内容はというと・・・
処女作が大当たりをし、1作で売れっ子作家になった主人公マーカス。彼は第二作の執筆に行き詰まり、契約金を前払いして貰っている版元から「期日までに次作の原稿を見せなければ契約不履行で訴える」と言われ切羽詰まっていた。
で、大学時代の恩師であり、友人であり、作家修業の師でもある国民的大作家ハリー・クバートを頼り、ハリーの住むオーロラの町へと向かうのだけど、ハリーの住む家の庭から、33年前に失踪した美少女ノラの白骨死体が発見され、ハリーは少女殺害事件の容疑者として拘束される。
マーカスはハリーの無実を信じ、事件の真相を究明しようと、現地で奮闘するのだけれど、マーカスの版元は「国民的大作家に何があったのかを本に書け」と言い出し・・・という内容なんだけど。

ハリー・クバート事件 下ハリー・クバート事件 下
(2014/07/30)
ジョエル・ディケール

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国民的大作家ハリーは、33年前に15歳だった少女ノラと出逢い、関係を持っていたんだよね。で、少女と共に駆け落ちをする約束のその日に、ノラは何者かに追われ、森に逃げ込んでいるところを近所のおばさんに目撃され、警察へ通報されていたわけ。
だけれども、その通報したおばさんは通報後に何者かに銃で撃ち殺され、ノラは忽然と姿を消し、未解決のまま33年が経過。
それが、33年後にハリーの庭で白骨死体となって発見されるわけだけど~ノラの白骨死体と共に埋められていたカバンから、ハリーの手書の原稿が発見され「実はハリーが書いた世紀の大傑作恋愛小説は15歳の少女との恋を描いたものだった」と世間に知れたもんだから、国中をヒートアップさせる大事件へと発展するわけ。
わたしはというと、30代の男が15歳の少女と関係を持っていて、それが原因で逮捕されるなんて「ザマーミロ」的な感情を持ちつつ読んだわけだけど、その悪感情を横に置いとけるくらい(?)物語の動きが良いので、翻訳本好きにはお奨めしたい作品である。
たしかに、物語は長い、です。マーカスが現地で取材している今と、マーカスが書いた「ハリー・クバート事件」という本の文章と、登場人物が回想する過去とが、入り混じって書かれているので、翻訳本の冗長さを許容できる人、慣れた人しか楽しめない作品だろうと思うんだけど~最近の米人作家に多い「どうだ、どんでん返しだ。驚いたろ?ね」って云う様な押しつけかましいミステリ(?)では無いので、逆に読み易いんじゃないかと思われまする。

作家はスイス住まいのフランス人なんだけど、夏のバカンスは、親戚がいるアメリカで過ごしていたんだそうで、それで小説の舞台がアメリカなんだそうである。
で、私がこの本を手に取った最大の要因は、作品の舞台の田舎町が「オーロラ」という名だったから、なんだよね。
一部の人には(?)おわかりだろうと思うんだけど・・・

闇の記憶 (講談社文庫)闇の記憶 (講談社文庫)
(2011/06/15)
ウィリアム・K.クルーガー

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↑これを意識して、邦訳本の町の名前をオーロラに変えたんじゃないか?と思うんだけど(笑)。(ちなみに英訳本では町の名前はオーロラじゃ無いそうなので)
そして、ひさびさに「違和感のない文を書かれる訳者さん」に出逢った事を、猫神さまに感謝したいと思います(爆)。濁点の気持ち悪い(?)訳者が多過ぎて、最近 本を読むのが苦痛になっているんだよね。




お奨め作家の情報と合わせて、お奨め訳者の情報もお待ちしとります>同胞へ



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